2010年 03月 30日 ( 1 )

ある日

気がついた。

自分が生まれて育って
生きてきた

日々日常の中で
それが当然あることが極自然な事だった

故郷の原風景
引っ越す前のオンボロアパート
頭突っ込んで抜けなくなって泣き叫んだ田んぼのフェンス
夕方五時の鐘の音
に重なる電車の音

今も変わらない

でもある日気がついた。

日常の中の異常
日常である事の異常
それ以上

小さな時は何とも思わなかった
大きくなって何事かと思った

大きくなって大抵のものは小さく見えるようになった
小さい時は大きく見えていた

ただ、彼だけは
大きくなって、

余計に大きく見えた。

走る高速道路から覗く
その





大きくなって
大きく見えた。

小さい時は
大きく見えなかった。

小さい時の僕は
きっと今よりずっと大きな人間だったかな?

何を見ていた?
何が見えてた?
何をどう見ていた?

彼は今も昔もこれからも
何を見ている?

何が見えている?

小さいとき
何を見て
何を考えていたんだろう

大きくなったら
何も見えなくなったよ

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by locario | 2010-03-30 08:08